プラスチック科学館

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おっさんの美少女化願望が……好き!!

 

レディビアードさん、ARuFa氏達ことおっさん魔法少女、そしてバーチャル狐娘のじゃロリyoutuberおじさん・・・平成末期の安穏立ち込める世相を吹き飛ばすように美少女おじさん達は現れた。彼らは普通に女の子になりたいのではなく、女の子よりもずば抜けて「カワイイ」「美少女」になるのを目的としている。

 

 

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レディビアードさんは女装パフォーマーとしてアイドルやプロレスラーを勤め、東京を中心に世界中で活動する実力派美少女おじさんだ。そして彗星のように現れた新進気鋭バーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさんに至っては全くの未経験からモデリング、モーションアクト、Unityでの環境構築、CVまで全て独学で学び夢に向かって己の可愛さを磨いている。キズナアイちゃんのあの動きの豊かさはKiLaと言うエンジニア達の技術と愛の結晶だが、のじゃロリおじさんはおじさんの憧れと情熱の結晶だ。

kila.amebaownd.com

 

いつ頃からおじさん達は輝くアイドルの追っかけではなく、自ら輝く美少女になりたいと願い始めたのだろう。今思えば、今は亡き男の娘専門成人向けコミック誌「わぁい!」では毎号広告ページに女装撮影スタジオの紹介が掲載されていた。おじさんは昔から美少女になりたくて、それがようやくレディビアードさんやバーチャルのじゃロリ狐娘youtuberおじさん達というカリスマ達によって人々の脚光を浴びるようになったのかもしれない。

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しかし、オモコロやTVなどのメディアでは、未だにおじさんの美少女化願望は笑い者扱いだ。ヒム子や浜田ぱみゅぱみゅも一見受け入れられてるように放送されるが、司会や視聴者は「キッツいな~w」と揶揄している。美少女おじさん本人ですらカワイイ自分に憧れながら、「異常」「狂ってる」と自虐を内面化してしまっている。なんだかそれがすごく嫌だ。

 

だって、私も私服はフェミニンだけれど、高校の体育祭の仮装種目では男装してダンスを踊ったし、大人になった今でもスカートを履く気分にならない時は男の子の格好で出かけるのだ。それも地毛のショートをワックスでイイ感じに固めて、少し低い声で話す程度のチープな代物だ。化粧だってチークとリップをしない以外はいつもと同じ、だがそれで「いや女じゃんwww」と嘲笑されたことは1度も無い。後輩も同級生もかっこいい!と言ってくれる。

しかし、おっさんがどんなに大きな夢を抱こうが、努力して脱毛してメイクして女装に挑もうが、彼等がおっさんと言うだけで「でもおっさんじゃんwwwww」「きもい」と笑われるのだ。年頃の女子に至っては何の優越感を抱いているのやら「可哀想」などというトンチンカンな憐憫まで寄せてくる。

 

だがよくよく考えてみれば、「レディビアードさんの可愛さ」が女子に出せるか?と言ったら絶対に無理なのだ。あれはレディビアードさんが築き上げてきたあの人だけの「カワイイ」で、生まれて二十年経つか経たないかの若人が容易く真似できるほどチープではない。バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんだって、おじさんじゃ無くて普通の若い女だったらきっと話題にもならなかった。学歴クソ&VR未経験&コンビニバイトと言う色々と限界な「おじさんだからこそ」バーチャル狐娘のじゃロリYoutuberおじさんはあんなにもカワイイ。すでに世界には、美少女おじさんにしか出せない可愛さがあるのだ。それを「生まれつきの女の子ではないから」という理由で異常扱いするのはナンセンスが過ぎる。

嘲笑するのは美少女おじさんの女装クオリティが甘いからだとか御託を重ねる奴らは、きっとポリエステル着物女子やゴスロリ始めたてすっぴん中高生、プラモ初心者にも難癖をつけるのだろう。誰だって最初は初心者でお金もない。だが経験を積む内に「もっと上手くなりたい」「好きな服を着こなしたい」とこだわりを持ち始め、自ら勝手に技術を吸収して進化するのだ。難癖つけるマンは批評家気取りかもしれないが、はっきり言って若い芽の成長を邪魔する羽虫でしかない。

 

そもそも、夢見がちなものもウザいものもキモいものもダサいものも「夢カワ」「ウザかわ」「キモかわ」「ダサかわ」と言って全てを受け入れる、それが「カワイイ」なはずだ。カワイイの根幹には全存在への受容があるのだ。おっさんを排斥するなんて行為、そんなのカワイくない

 

筆者だって細くて一重の目を毎朝アイプチで二倍にこじ開けている(もっと若かった頃は三倍に開けてドライアイを悪化させていた)し、イモい眉毛は全剃りして毎朝好き放題書いている。女もすっぴんはカワイくないのだ。それをメイクや努力で以って全力でカワイくしているに過ぎない。すっぴん以外はクソなんて言う童貞は、洗ってない泥まみれのジャガイモを茹でずに食ってろ。誰だって己に誇れる自分になる為にメイクを覚えて、VRで美少女になったりしてカワイくなる。自分のために。だからおっさんと女の子は同じカワイイを目指す同志で、目指すゴールが同じである以上そこに断絶がある訳ないのだ。

 

 

最後にこの女児ブログのレギュレーション遵守として、アニメ「プリパラ」より好きな歌詞を引用して締める。

 

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だれだってみんな持ってるの

ホントの(Oh!) 自分輝くPLACE(Yes!)

見つけたのなら 教えてね(願った)

心の奥の想い!(叶えよう)

 

 

オンナノコも♪

オトコノコも♪

歌おうよ♪

LET'S CHANGE MY WORLD!

 Dressubgpafe 「CHANGE! MY WORLD」より


私もいっぱしのプリパラアイドルだからこそ、同志であるおっさんのカワイイを応援していきたいと思う。バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんチャンネルは秒で登録したし、カワイイを追求するためにVR関連の機材も購入を検討中だ。

「元の顔が可愛くないからおしゃれしたって笑われるだけ……」「いい年してこんな服着て……」と、かつての私も己のカワイイを否定していたから、彼らが好きな服を着つつも自虐してしまう気持ちは痛いほど分かる。だが私もおじさん達も、そんな呪いを背負う必要はない。誰かの「カワイくなりたい」という自己実現を奪う資格がある者など、この世のどこにも存在しないのだ。

 

 

2017/12/06

うけせか